自分が持っているモノの価値を意識してみる

こんにちは。
あおぞら整体院代表の渕脇です。

自分の手の中に無いモノが気になる

「無いものねだり」とか、「隣の芝生は青く見える」という言葉があります。
人は、自分が持っていないモノや、他人が持っているモノを欲しがる性質があります。

自分に足りないもの、持っていないものを持っている人を見ると、羨ましいと思ったり、自分はダメだなあと思ったり。
あれがほしい、これがほしい、あれが足りない、これが足りない、そんな風に思ってしまうのです。

ある意味で、そういう気持ちがあったからこそ、地球上でこれだけ偉そうにしていられるくらい繁栄したのかもしれません。

でも、
いつまでも満足できない。
あれもこれも欲しい。

と思っていたのでは、どこまで行っても幸せを感じることはできません。

小さい子どもを見ていてわかること

私には4人の子供がいます。
とくに、一番下の娘は双子なので、観察しているといろいろな発見があります。

双子はとても仲がいいのですが、小さいころはよくケンカをしていました。
今は中学生になりましたので、あからさまに喧嘩をすることはほとんどなくなりましたが、まだまだ小さかった頃は本当によくケンカをしていました。

やはり多かったのは、おもちゃの取り合いです。

自分が使っているおもちゃではなくて、相手が使っているおもちゃが欲しくなってしまうのです。
自分は別のおもちゃを握りしめて、相手のおもちゃを取りに行くのです。
取りに来られた方は、それを手放すまいと頑張るので、ケンカになるのです。
自分には自分のおもちゃがあるのに、自分が持っていないものが気になって、どうしてもそれが欲しくなってしまうのです。

人間には、本質的にそういうところがあるんだろうなあ、と、小さい子供を見ていて思います。
子供のころから、本質は変わらないのです。

すでに持っているモノの良さがわからない

自分にも良いおもちゃがあるのです。
その手の中にあるおもちゃは、他の子から見ればなんだか素晴らしいおもちゃに見えるかもしれない。
そういう宝物をすでに持っているのに、人が持っているものを欲しくなったり、それを持っていないことを不幸だと思ったりするのです。

不思議なもので、すでに手に入れてしまったものは、その時点でなんだか輝きを失う事があります。
特に、それを手に入れるまでにあまり苦労をしなかった場合、その価値に気が付かないことも多いのです。
自分に備わっている才能とか、当たり前になってしまった恵まれた環境とか、それは意識にしにくいのです。

自分がすでに持っているモノを意識する

いったい自分の手の中にあるものは何なのか。
その価値がどれくらいあるのか。

それを意識してみるとよいかもしれません。
そして、それを当たり前だと思うのではなくて、ありがたいことだと感謝するのです。

すべてを持っている人はいません。
持っているものもあれば、持っていないものもあるのが普通です。
すでに持っているものに感謝して、それを上手に使って生きていくのです。
そうして、欲しいもの、必要なものをひとつずつ、コツコツと手に入れていくのです。

あなたの持っている宝物や、使える道具は何ですか。
そこを意識していくことが大切です。

そこを意識することで、自分は恵まれている、幸せだという思いが湧いてきます。
そう、もうすでに、あなたは十分に幸せなのかもしれないのです。

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