あおぞら通信8月号 vol.237

夏バテにご用心

ここ数年、毎年のことですが、とても暑い夏が続いています。今年も梅雨明けからとても暑い日が続いていますね。最高気温が35℃を超えるのが当たり前の状況では、日中に屋外で活動することに危険を感じている方も少なくないと思います。このような気候だと、冷房が効いた室内と屋外の気温差が大きく、その温度差が身体にとっては大きなダメージになります。実際にこの天候について行けずに、疲労を感じている方が増えています。

暑い日が続くと、この暑さに耐えるだけで身体が疲労してきます。いわゆる夏バテの状態です。

夏バテの原因は、暑さによる疲労に加えて、

  • 冷たい飲み物や食べ物を摂取することにより、胃腸に疲労が溜まって食欲が落ちる
  • 熱帯夜による睡眠不足
  • 運動不足
  • クーラーによる冷え

などが考えられます。

これらを予防するためには、

  • 温かく消化の良いものを食べる
  • 睡眠環境を整える
  • 早朝、夜間、室内などで、できるだけ身体を動かす
  • クーラーの設定温度を適温にする

などが考えられます。

暑いからと言って、冷たいものばかりを食べていると、胃腸が冷えてしまって機能が低下します。これを防ぐためには、暖かい汁ものなどが効果的です。具だくさんのみそ汁などは、汗で失われた塩分を補給するためにも理想的です。また、うどんなどの消化の良いものを食べるのも良いでしょう。胃腸が疲れていないなら、カレーなどの辛いものも食欲を増進させるのでお勧めです。

熱帯夜で寝苦しい時には、クーラーをつけて寝るのが良いでしょう。「クーラーの冷気が苦手」という方もいらっしゃいますが、最近の熱帯夜は本当に温度が高いので、クーラーを付けずに寝ると夜中に目が覚めてしまい睡眠不足になる危険性があります。睡眠不足になると熱中症のリスクが高まりますので、大変危険です。クーラーの冷気が苦手な方は、クーラーの効いた部屋で布団をしっかりとかけて寝ることをお勧めします。これによりクーラーの冷気を直接浴びることも、身体を冷やすこともなく、快適な睡眠を得られます。クーラーをつけっぱなしにすることに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、健康を損なうよりはずっと良いと考えましょう。私が子どもだった40年前とは、夏の気温が違いすぎます。あの頃の常識は今の気候では通用しません。クーラーは嫌いと言っている場合ではないのです。

ここ数年は、危険を感じるほどの暑さです。夏バテや熱中症に注意して、健康的にお過ごしください。屋外での活動が減ると、肩こりや腰痛が酷くなる場合もあります。それが原因で睡眠の質が落ちてしまいます。整体を定期的に受けることによって、肩こりや腰痛を回避して、睡眠の質が落ちないようにして欲しいと思います。

 

★8月の予定

・8月12日(月) 山の日でお休み

・8月13日(火)~8月15日(木)夏季休業

・8月29日(木) 人生の学校

 

★【オンライン】人生の学校

「人生の学校」というZOOMを利用したオンラインイベントを定期的に開催しています。第46回目のテーマは「アドラー心理学」です。名著「嫌われる勇気」で一躍注目されるようになったアドラー心理学についてご紹介します。

日時:8月29日(木)20時~21時半

参加費:無料

お申込み:ピーティックスのお申し込みページから

フォローしてください!