痛くないのに効果が長持ちする理由
あおぞら整体院の施術は全く痛くありません。
痛くないのに、身体はゆるゆるになるし、効果も長持ちします。
「どうして痛くないのにこんなに効くんだろう?」と不思議がるお客さんが多いですね。
それはなぜなのか?
その理由について書いてみたいと思います。
「痛い方が効く」というのは思い込みに過ぎない
そもそも、「強い施術、痛い施術の方が効く」という一般的な認識が間違えています。
私もこの業界に入る前はそう思っていました。
そう思っている人が多いから、お客さんの中に「もっと強くしてくれ」という人が多いですよね。
そういうお客さんが多いものだから、施術者もお客さんの要求に従って強い施術をする人がいます。
強い施術を受けると「やられた感」が強いので、満足してくれるのです。
そうなると、施術者も「強い方が効く」と思い込んでしまうのです。
また、テレビなどで芸能人やお笑い芸人などが体験で整体を受けるシーンをよく見かけますが、特にお笑い芸人などはリアクションで笑いをとることが多いので大げさに反応しますし、そもそも企画の段階で「痛い施術」をうたっている施術者にオファーが行くことが多いので、どうしても「良い施術は痛いものである」というイメージがついてしまいます。
その他、日本には「荒療治」という言葉があったり「良薬は口に苦し」という言葉があるくらい、「良い治療は荒っぽかったり苦かったりして、決して気持ち良いものはない」というイメージが定着しています。
これもまた、「痛い方が効く」という間違えた認識を作っているのではないかと考えています。
以上が、「良い施術は痛い」という思い込みの原因だと思います。
身体によいことは気持ちがいい
ところが、本当は「体に良いことは気持ちが良い」のです。逆に「痛い」は危険なサインです。
私たち人間のような理屈がわからない動物たちも、自分の身体を守るための行動を「本能的に」しています。
彼らの判断基準は「気持ちが良いかどうか」です。
生物は気持ちが良い行動を無意識に行い、痛みを感じることは避けようとします。この行動が、自分の身体にとって悪いはずがありません。なぜなら、生物には「自分が生き延びるためのシステム」がインプットされているからです。
私は整体師なので、常に体の声に耳を傾けています。
身体によいことは身体が喜びます。
身体に悪いことは、身体が拒否反応を示します。
身体がどのようの反応したかを見れば、その刺激が身体にとって良いモノであったかどうか、一目瞭然なのです。
あおぞら整体院の狙い
人間の身体は生きています。
ある刺激を入れると必ずそれに反応します。
強い刺激、痛い刺激は、身体にとっては「怖い刺激」「ヤバい刺激」です。
すると、筋肉は反射的に力んで、その刺激をそれ以上入れないように防御の体制を取ります。
すなわち、リラックスとはまるで反対の反応をするのです。
そのうえ、痛い刺激というのは身体を傷つける危険性があるということを示しています。
つまり、リスクが大きいのです。
強い刺激は、その時は「やられた感」がありますが、傷をつける危険性があるということです。
さらに、筋肉を余計に緊張させてしまう結果にもなりかねません。
実際に、そのあとに痛みが出るというケースは少なくありません。
逆に、身体にとって安心感がある気持ちの良い刺激が入ると、筋肉は安心して弛緩します。
自分から緩むのです。
弱い刺激ですので身体を傷つけるリスクは少なく、自分から緩むので効果が長持ちするのです。
あおぞら整体院の施術が「弱く気持ちが良いのに効果が長持ちする」理由は、この効果を狙っているからです。
一般的なイメージとは正反対かもしれませんが、この方が理にかなっていると私たちは考えているのです。