あおぞら通信7月号 vol.212
★熱中症にご用心
7月になりました。あっという間に、今年も後半戦に突入です。毎月書いていますが、時間が経つのは早いですね。早いと言えば、関東地方は6月中に梅雨明けしました。観測史上最速の梅雨明けだそうです。梅雨明けと同時に、とんでもない猛暑が続いています。今年の夏は長くて暑い夏になりそうです。そして、この季節になると必ず話題になるのが熱中症です。
熱中症は、重症になると死に至ることもありますし、後遺症が残る可能性もある、とても怖い症状です。甘く見てはいけないのです。年々、夏の暑さが苛酷になってきています。地球温暖化の影響でしょうか。私が若いころは、最高気温が35℃を超えるようなことはほとんどなかったと記憶していますが、近年では珍しくなくなりました。35℃というと、人間の体温とさほど変わらない温度です。これはどういうことかというと、人間が体温を下げられなくなるということです。30℃と35℃の違いは、たったの5℃程度の差ですが、人間という動物にとっては、とても大きな温度差であるということを理解しておく必要があります。
熱中症を予防するには、「涼しいところに身を置く」というのが基本中の基本です。気温が高くなる時間帯は、できるだけクーラーの効いた室内で過ごすように心がけましょう。電力不足を懸念する声も聴かれますが、まずは健康が一番大切です。ほかの電化製品を止めても、クーラーを止めてはいけないのです。
どうしても外出しなければいけない場合は、できるだけ気温が高い時間を避けるようにしましょう。また、直射日光をできるだけ避けましょう。つばの大きな帽子をかぶるのも良いですし、日傘もかなりの効果を発揮します。最近では、男性でも日傘を使う人が増えてきています。熱中症予防にはとても効果が高いと期待できます。
汗を大量にかいた場合には、脱水症状を引き起こさないように、水分補給を行いましょう。のどの渇きを感じてからでは遅いので、こまめに水分補給をすることをお勧めします。その際に、水分が吸収されやすくするために、塩分と一緒に飲むことをお勧めします。スポーツドリンクに塩分が含まれているのはこのためです。塩分補給するための飴なども売られていますが、飴をなめるだけではなく、一緒に水分を補給すことが大切です。塩分を摂取するのは、体液の濃度を一定に保ち、水分を吸収しやすくするためです。塩分だけでは脱水症状を予防することはできません。
一昔前とは気温が上がってきています。「昔はクーラーなんてなかったんだ。」と言っても、昔は今ほど気温が高くなかったのです。ところが、クーラーが無かった時代のことを覚えている人は、クーラーが無くても凌げるだろうと考えてしまうのです。しかし、ほんのちょっとの温度差が命取りになるのです。体温に近い暑さというのは、とても危険なものなのです。
★【オンライン】人生の学校
「人生の学校」というオンラインイベントを定期的に開催しています。人生を豊かなものにする方法を共に考える学校です。心と身体の健康を守り、幸せになる方法について、皆さんと一緒に考えます。
第21回目のテーマ:「許す・赦す(ゆるす)について考える」です。ZOOMを利用したオンラインイベントです。
日時:7月21日(木)20時~21時半
参加費:無料
お申込みサイトヘは、あおぞら整体院のホームページにリンクを掲載しています。お気軽にご参加ください!
★カウンセリングを受けてください
日本においては、カウンセリングとは心を病んだ人が受けるものである、というイメージがあります。しかし、カウンセリングとは本来、自分の心と向き合うための手段です。カウンセリングを受けると、人の心理に精通したカウンセラーとの対話を通して、自分と向き合うことができるようになり、的確なアドバイスを受けられます。人生には悩み事がつきものです。一人で悩まずに、ぜひお気軽にご相談ください。あおぞら整体院には、国家資格を持ったカウンセラーがいます。
★7月の予定
・金曜日は定休日
・7月18日(月) 海の日でお休み
・7月21日(木) 人生の学校