あおぞら通信2月号 VOL.207

冷え性対策

2月になりました。一年で一番寒い時期ですね。今年は天候も荒れ気味で、気温も低く、雪国では大雪による被害も出ているようです。東京も気温が低い状態が続いています。

冷え性の方にはつらい時期ですね。「手足が冷える。身体が芯から冷えている。」と、つらい症状にお困りの方も多いかと思います。そこで、冷え性について考えてみます。

人間の体温は、36℃~37℃ほどですが、この時期の外気温は10℃以下のことが多いですね。この温度差では、体温がどんどん奪われていくのは当たり前のことです。そこで、体温を一定に保つためには、体内に熱源が必要になります。体内の熱源として最大のものは筋肉です。筋肉には、収縮するときのエネルギーの一部が熱エネルギーに変換されることで、身体を温める役割があります。筋肉が産生する熱によって血液が温められ、温かい血液が身体をめぐることによって、体温を維持しているのです。

したがって、冷え性の原因の一つは、筋肉量が少ないことだと考えられます。そのうえ、運動不足によって筋肉が産生する熱量が足りないのです。外が寒い上に、昨今の新型コロナウィルスの流行によって、外出を控えている人が多いかと思います。その結果、どうしても運動不足となって、体が冷えているという方は多いですよね。

もう一つは、血行不良です。外気温が低いと、手や足といった細いところから熱を奪われやすいので、体温を維持するために、身体は末端まで血液を回さないように調整します。これによって、身体の中心にある重要な臓器を冷やさないように防御しているのです。これが、手足が冷える原因にもなっています。

また、精神的な緊張状態になると、自律神経の関係で、身体の中心にある重要な臓器に血液を集めるために、毛細血管が収縮し、末端まで血液が回らなくなります。そのうえ、自律神経が失調を起こすと、リラックスしているのにも関わらず、血管が拡張せず血行が良くならない場合もあります。

以上のことから、冷え性の主な原因は、筋肉と運動の不足から、絶対的に熱量が足りないということと、血行の悪さが重なっている可能性があるということです。

冷え性を解消するには、筋トレなどで筋量を増やし、運動をして筋肉で熱を発生させることが望ましいと言えます。この方法は即効性がある方法ではありませんので、日ごろから運動習慣を身に着けておく必要があるのです。

また、即効性のある方法としては、血行を良くすることが上げられます。温かい食事をとり、適度な運動をし、温かい湯船に浸かるのはとても良い方法です。整体を受けるのも、血行が改善しますのでお勧めです。整体を受けた後に、体が温まったように感じるのは、血行が良くなるからです。寒い季節だからこそ、整体を受けていただきたいと思います。

★カウンセリングを受けてください

日本においては、カウンセリングとは心を病んだ人が受けるものである、というイメージがあります。しかし、カウンセリングとは本来、自分の心と向き合うための手段です。自分の心と向き合うことは、自分一人でやるのはなかなか難しい場合もあります。カウンセリングを受けると、人の心理に精通したカウンセラーとの対話を通して、自分と向き合うことができるようになります。あおぞら整体院には、国家資格を持ったカウンセラーがいます。お気軽にご相談ください。

 

★【オンライン】人生の学校

「人生の学校」というオンラインイベントを定期的に開催しています。人生を豊かなものにする方法を共に考える学校です。心と身体の健康を守り、幸せになる方法について、皆さんと一緒に考えます。

第16回目のテーマは、「人生はご縁でできている」です。ZOOMを利用して行います。

日時:2月24日(木)20時~21時半

参加費:無料

お申込みサイトヘは、あおぞら整体院のホームページにリンクを掲載しています。お気軽にご参加ください!

 

★2月の予定

・金曜日は定休日

・2月23日(水) 天皇誕生日 休み

・2月24日(木) 人生の学校

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