あおぞら通信3月号 vol.208

運動をしましょう

3月になりました。少しずつ昼間の時間が長くなり、気温も暖かくなり、日差しも明るく春らしくなってきました。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、寒かった今年の冬も終わろうとしています。春は新しいことを始めるのに最適な季節です。特に外で活動をするにはとても良い季節ですよね。この機会に、外に出て身体を動かしてみてはいかがでしょうか。

整体師として、日々、クライアントさんの身体の痛みと対峙していてつくづく思うのは、ほとんどの原因は運動不足だということです。ここのところ、新型コロナウィルスの影響で、家にこもっていて運動不足になっている人が増えています。何を隠そう、私も運動不足になってしまいました。しかし、クライアントさんに運動を勧める立場でありながら自分が運動不足になってしまったのでは説得力がないと考え直して、2月の中旬ごろから真面目にランニングをしています。それまでもこまめにウォーキングやストレッチなどをしていたのですが、汗をしっかりとかくほどの運動量ではなかったため、肩こりや背中の痛み、腰痛などを感じていました。ところが真面目にランニングを始めたところ、背中や腰の痛みが驚くほど軽減しました。わかってはいたこととはいえ、ここまで劇的に変わるとは思いませんでした。自分で体験してみることは大切ですね。私は今年で57歳になるのですが、身体の痛みは年齢からくるものだと思っていました。しかしそれは間違いだったことを痛感しています。私は単純に運動不足だったのです。

人間の身体は、もともと動くことが前提の作りになっています。筋肉や血管の構造から明らかです。人間が身体を動かさなくても仕事ができるようになったのは、ここ30年ほどの話です。それまでは、肉体労働が主流でした。

私たちホモサピエンスが地球上に登場したのは、約50万年前と言われています。この50万年という長い年月の間、私たちの先祖は肉体労働をしてきたのです。つまり、私たちの身体は、肉体労働をするための身体になっているのです。肉体労働をすることが前提の作りになっているのにもかかわらず動くことをしなくなったことによって、身体は様々な不調を訴えるようになったのです。

運動の効用は様々です。筋肉が鍛えられるのは当たり前ですが、骨も鍛えられ強くなります。骨粗しょう症の予防にも効果的です。全身の血行が良くなり、免疫力もアップします。汗をかくことでリフレッシュ効果が得られ、うつ病をはじめとするメンタル疾患の予防にも良いとされています。また、脳の血流が良くなることで、学習効果も期待できるとの報告もあります。そして、肩こりや腰痛など、慢性的な体の痛みにも効果があります。

温かい季節になり、外に出て身体を動かすには良い気候になってきました。これを機会に運動習慣を身に着けて、快適な身体を手に入れることをお勧めいたします。

★【オンライン】人生の学校

「人生の学校」というオンラインイベントを定期的に開催しています。人生を豊かなものにする方法を共に考える学校です。心と身体の健康を守り、幸せになる方法について、皆さんと一緒に考えます。

第17回目のテーマは、「好きこそものの上手なれ」です。ZOOMを利用して行います。

日時:3月24日(木)20時~21時半

参加費:無料

お申込みサイトヘは、あおぞら整体院のホームページにリンクを掲載しています。お気軽にご参加ください!

 

★カウンセリングを受けてください

日本においては、カウンセリングとは心を病んだ人が受けるものである、というイメージがあります。しかし、カウンセリングとは本来、自分の心と向き合うための手段です。自分の心と向き合うことは、自分一人でやるのはなかなか難しい場合もあります。カウンセリングを受けると、人の心理に精通したカウンセラーとの対話を通して、自分と向き合うことができるようになります。あおぞら整体院には、国家資格を持ったカウンセラーがいます。お気軽にご相談ください。

 

★3月の予定

・金曜日は定休日

・3月21日(水) 春分の日 休み

・3月24日(木) 人生の学校

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