あおぞら通信１０月号　vol.191

★コロナストレス

最近、メンタル疾患や自律神経失調症、不眠などの相談が急増しています。そして、その多くが新型コロナウィルスの影響を少なからず受けています。新型コロナウィルスの影響が日本で出始めたのが３月ごろのこと。ご存じのように、４月から５月にかけては緊急事態宣言が出されて、多くの人が自宅で過ごすことを余儀なくされました。

この頃、新型コロナウィルスで世界中が混乱し、新規感染者数や死者数が報告され、有名人が命を落とし、世界中で起きている悲惨な出来事がニュースに流れてきました。世の中の雰囲気が騒然としていて、外出もままならないまま、ストレスを溜めていく日々を過ごしました。

また、経済活動が抑制された影響で、経営が立ち行かなくなり、仕事が激減した人たちもいます。将来に対する不安が大きくなって、不眠に悩む人たちが増えました。

コロナの騒動が影響しているかどうかはわかりませんが、ここにきて有名人の自殺の報道が相次ぎました。このこともまた、人々のストレスを増大させて、その結果、体調不良を訴える人が増えたと考えられます。

人は、ストレスに対してしばらくの間は抵抗できますが、これが長期間にわたると、突然、緊張の糸が切れたように具合が悪くなることがあります。コロナが話題になり始めた３月から約半年が過ぎて、徐々に体調を崩す人が出てきているのかもしれません。

では、この新型コロナストレスに対して、どのような対処をすればよいのでしょうか。まず、どんな不安でも同じですが、情報をしっかりと受け取るということです。「情報がない、わからない」と人は不安を感じます。いったい自分の身の回りに起こっていることは、どういう状況なのかということを、具体的に調べてみることをお勧めします。

この記事を書いている時点（９月３０日）において、東大和市の感染者数は、累計３２名で、そのうち３０名の方はすでに退院されているとのこと。現在は２名の方のみが治療中です（東大和市のホームページ参照）。この数字は、かなり少ない数字だと考えてよいでしょう。こういう事実を冷静に集めてみることをお勧めします。

また、この状況は長くて２年程度で終息します。１００年前に猛威を振るったスペイン風邪でさえ２年で終息しています。衛生状態が格段に良くなっている現代においては、おそらくそれよりも早く収束すると考えられます。この状態が永遠に続くわけではありません。実際に、経済活動は徐々に再開され始めています。そのことを念頭に置いて、冷静に対処することをお勧めします。

そして、出来る範囲で気分転換をしてください。散歩に出る。近場で良いので外出する。ストレッチやヨガをして気持ちよく過ごす。映画や音楽、読書を楽しむ。など、工夫の仕方でいくらでもストレスを解消することができます。もちろん、整体を受けるのが一番良い方法だと思いますけれど（笑）。あおぞら整体院では、瞑想教室もやっていますので、これを機に瞑想を体験してみるのも良いかもしれませんね。

★今後の方針

あおぞら整体院では、しばらくの間、これまでの方針を続けます。