あおぞら通信10月号 vol.227

秋だから身体を鍛えよう

ようやく10月になって秋らしい気候になってきました。今年の夏は特別に暑い夏でしたね。9月になってもなかなか秋らしくならず、連日30℃を超える気温が続いていました。気象庁の発表によりますと、今年の夏の平均気温は1898年の統計開始以来、最高を記録したそうです。さらに、最高気温が35℃以上となる猛暑日も東京都心で89回を記録したというのですから驚きです。35℃を超える気温となってしまっては、屋外で活動するには危険です。この夏は外に出ずに、家の中で過ごしたという人も多かったのではないでしょうか。

梅雨時は雨で外に出られず、梅雨明けからは暑すぎて外に出られず。約三か月間、まともに運動ができなかったという人も多いと思います。さすがに3か月もの間、家の中で過ごすということになると、身体が衰えてしまうのも無理はありません。実際に、「身体が衰えた」と訴えるお客様も少なくありませんし、このようなことを書いている私自身も、身体が弱ってしまったのを実感しています。身体はいとも簡単に弱ってしまいます。それを防ぐためには、定期的に身体を動かす習慣を身に付けるしかありません。

筋力が弱ってくると、身体を支えているだけで筋肉が疲弊してしまい、痛みを感じてしまう可能性が高くなります。これが、首、肩、背中、腰の慢性的な痛みの原因になっています。特に、年齢が上がっていくにつれ、身体の衰えは速く進行していきます。3か月というのは、身体が衰えるのには十分すぎる期間です。そう考えると、この夏の暑さは、身体にとって大きな影響を与えたと言えるでしょう。

秋は、運動をするにはとても良い季節です。これを機会に、夏の間に衰えてしまった身体を鍛え直しましょう。しばらく運動していないと、身体が予想以上に衰えていますので、ゼロから始めるつもりでやりましょう。シドニーオリンピックの女子マラソンで金メダルを取った高橋尚子さんでさえも、しばらくオフの期間があった場合は、ウォーキングから練習を再開するとお話をされています。ここで無理をすると、故障の原因になるので要注意です。過去に運動をやっていた方が、しばらくブランクがあるのにも関わらず、スポーツの秋だからと言っていきなり動くのは危険です。感覚は昔のままだけれど、身体がついてこないということはとても多いのです。

これまで運動習慣が無かった方も、これを機に身体を鍛えてほしいと思います。身体を鍛えれば、体力に余裕が生まれるので、日々の生活が疲れにくくなります。仕事や勉強などの際にも、集中力が続くようになります。そのうえ、肩こりや腰痛などの慢性痛の予防、ストレス解消やリフレッシュ効果により、うつ病などの精神疾患の予防にもなります。運動に最適な季節だからこそ、運動を始めるのには絶好のチャンスです。運動は確実に、生活の質を高めてくれますよ。

★【オンライン】人生の学校

「人生の学校」というオンラインイベントを定期的に開催しています。よりよい人生のために必要なことを学びます。第36回目のテーマは「怒り」について考える。です。「怒り」はとても激しい感情なので、制御できずに人間関係を壊してしまう可能性があります。「怒り」について知っておくことは大切です。

ZOOMを利用したオンラインイベントで、参加費は無料です。

日時:10月26日(木)20時~21時半

参加費:無料

お申込み:ピーティックスよりお申し込みください。

https://schooloflife36.peatix.com

★10月の予定

・10月9日(月) スポーツの日で休業

・10月26日(木) 人生の学校

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