自分を責めはじめると心の状態は深刻に
【ストレスマネジメントは東京都東大和市 あおぞら整体院】
こんにちは。
院長の三縄(みなわ)です。
あおぞら整体院には、肩こり、腰痛、膝痛などいわゆる一般的な症状の人だけでなく、うつ、自律神経症状、パニック、不眠などメンタル症状で苦しんでいる人(いた人)が毎日来院されます。
そんな精神的ストレスを抱えて、うつや自律神経症状でお困りの方々とお話していて思うことがあります。
それは、みなさん真面目で誠実で素敵なお人柄だということです。
真面目で誠実であるということは素晴らしいことだと思います。
ただ、問題が起こったとき、ストレスが過剰にかかったとき、その性格が心を追い込んでしまう大きな要因になってしまうこともあります。
真面目で誠実な人は責任感も強い傾向があり、何か問題が起こったときに、何とか自分ひとりで解決しようと頑張ってしまいます。
人任せにせず、人に責任を押し付けず、ひとりで解決しようと頑張ります。
自分の責任なのだから、自分ひとりの力でなんとかしなければ、とひとりで背負い込んでさらに無理をしてしまいます。
ひとりで解決できる軽い問題ならともかく、ひとりではどうしようもない重い問題の場合には、「できなかったらどうしよう・・・」「無理かも・・・」と「不安感」がわき起こってくるでしょう。
どれだけ頑張ってもどうにもならない、さらに努力を続けても解決のメドがたたないと、その不安は膨れ上がり「絶望感」に変わります。
誰も助けてくれない、誰もわかってくれない「孤独感」がある場合もあります。
こんな状況であれば、「身体がダルい」「休みたい」「〇〇が痛い」「疲れがとれない」などの心身からの警告サインが出ているはずです。
この段階で心も身体もいたわって、休ませてあげれれば良いのですが、強い責任感が邪魔をしてしまうことがあります。
「これは自分がやるべきことだ」
「できないのは自分の力が足りないからだ」
「できないのは自分の努力がまだまだ足りないからだ」
「休んでいる場合ではない」
こうして疲れきった心身に鞭をうって、エネルギーもないのに追い打ちをかけてしまいます。もうボロボロのはずなのに。
さらに、人の心を痛めつけ、心のコントロールがきかなくなるほど壊れてしまう一番大きな要素が、自分で自分を責めてしまう「自責の念」です。
「自分が悪いんだ」
「自分は情けない人間だ」
「自分はどうしようもない」
このような自分を責めてしまう「自責の念」が、心の逃げ場をすべて塞いでしまい、心をコテンパンに痛めつけてしまいます。
周りからいくら非難を受けていても、どう思われようとも揺るがない強い信念があり、自分で自分を責めなければ、心が深刻な状態になることもないでしょう。
例えば、著名人などTVや雑誌などマスコミから散々叩かれているのに平気な人達がいますね。
あの人達は、他人からは責められても、自分で自分を責めることは(あまり)しないから平気なのだと思います。
ここで少し考えて欲しいことがあるのですが、人生において一番長い時間を共にするのは誰だと思いますか?
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人生において一番多くの時間を共にするのは「自分自身」です(変な表現ですが)。
良くも悪くも自分とは24時間365日一緒にいます。職場の人よりも友人よりも家族よりも長くいます。
その自分自身が自分のことを、
①いつも応援してくれるのか
②いつも非難してくるのか
この差は大きいと思いませんか。
想像してみてください。
24時間365日、あなたの耳元で、
①「あなたなら大丈夫」「まぁどうにかなるさ」「頑張ってもうまくいかないこともあるよ」「次に活かそう!」と励まし応援してくれるのと、
一方で、
②「お前はダメだ!」「お前が悪い!」「どうするつもりだ!」「この役立たず!」と罵られ非難され続けるのと・・・。
この差は歴然だと思います。
だから、
どうか自分で自分を傷つけ、痛めつけることはしないでください。
そして、職場の人、友人、家族よりももっと身近で、一番長い時間を共にする「自分自身」を、ぜひとも味方につけてください。
そして、一人で背負い込まず、誰かに意思表示してください。
予想もしていなかった打開策があるかも知れません。誰もそこまで気にしていない事柄にこだわっていたのかも知れません。
私たちは整体師というだけでなく、カウンセラー、トレーナーという側面もあるので、さまざまな角度(心理、身体、栄養、運動、etc)から健康をサポートします。
何か力になれることもあると思うので、ひとりで抱え込まずにお気軽に相談に来てください。
無料相談も受け付けています。