超高齢化社会を生きるために必要なこと

これから来るであろう超高齢化社会に向けて、その時代を生きなければいけない自分たちに出来ることは何か。
ここの所、そんなことをよく考えています。
理想的には、何歳になっても社会に対して貢献し、ひとり一人がイキイキと暮らしていことが大切だと思います。

これを実現するには、心身ともに健康でなければいけません。
心身ともに健康であるためには、まずは、生活習慣病にならないことが基本です。

生活習慣病を予防する

生活習慣病には様々なものがあります。
日本人の死因の第一位はがんです。
がんのメカニズムは未だはっきりとしたことは解っていませんが、統計的に見れば、生活習慣と関連のあるのは事実です。

つぎに多いのは、脳卒中や心筋梗塞といった、循環器系の疾病です。
これまでは、コレステロールや中性脂肪が血管を詰まらせるというのが一般的な解釈でしたが、これに関しても最近では疑問の声も上がっています。
それでもやはり、肥満や運動不足などの生活習慣と関連が深いことは疑いようのない事実でしょう。

さらに、問題になっているのは糖尿病です。
糖尿病については、その合併症が問題なのですが、その認識が広まっていないように思います。
糖尿病にかかると毛細血管や神経細胞などの細かい組織が機能しなくなるために、足が壊死してしまったり、腎臓が機能しなくなったり、網膜がダメになって失明したりします。
足が壊死すると、切断を余儀なくされるケースもあります。
糖尿病は、実はとても怖い病気なのです。糖尿病は体質の問題もありますが、生活習慣病の代表選手のようなものです。

こころの分野でも、うつ病をはじめとする数々の精神疾患は、生活習慣病と言っても良いと思います。

その他、変形性ひざ関節症、変形性股関節症、骨粗しょう症、脊柱管狭窄症、外反母趾など、足腰の抱える問題についても、生活習慣の影響はかなり大きいと思います。

もちろん、生活習慣を改めれば、これらの疾患を100%回避できるのかと言われれば、それは難しいと思います。
しかし、少なくとも、これらの疾患にかかる可能性を下げることは出来ます。

自分を大切に扱う

生活習慣病を防ぐには、「自分を大切に扱う」という感覚が必要です。
自分の身体は、不具合が出たからと言って、部品を交換したり、新品に買い替えたりすることは出来ません。
生まれてから死ぬまで、ずっとこの体を使い続けなければけないのです。

車などの耐久消費財も、きちんとお手入れをして大切に使用すれば、長い間使うことができます。

自分の心身も同じこと。
自分を大切に扱うことで、いつまでも元気に動いてくれるようになるのです。

自分のために何を食べ、何を食べないようにするか。
自分のために運動をして、十分な休養を取り、精神的なケアをする。

そうやって自分を大切に扱うことで、長い間社会に貢献できる自分でいられるのです。

目の前の問題、目の前の誘惑にばかり振り回されてると、気が付いた時には、自分は使い物にならなくなっているということになりかねません。
10年後、20年後を見据えた、長期的視野をもつことも必要なのです。

気持ちよく生活しましょう

健康的な生活をするということは、ストイックな話ではありません。
むしろ、日々を快適に過ごすようにすることが大切なのです。

身体の痛みや不調を放置しない。
精神的なストレスや不安を放置しない。

日ごとから整体やカウンセリングを受けて、気も直生活する習慣を身に付けて、自分を大切に扱う習慣を身に付けてほしいと思います。自分を大切に扱って、日々を気持ちよく過ごし、長く社会に貢献できるようになることを目指しましょう!

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