逃げるのは悪い事なのか?

こんにちは。
あおぞら整体院代表の「渕脇です。

忍耐強い人がメンタルを病む

メンタルを病んでしまう人は忍耐強いのか、苦しい場所から逃げ出すということが出来ない人が多いように思います。

私の整体院にやってくる人の中にも、本当にとんでもない働き方をしている人が少なくありません。

毎日終電で帰ってきて、睡眠時間は4,5時間。
休日出勤は当たり前。
そんな生活を10年以上も続けているなどという方もいます。

文字通り、命を削って働いているような人。
いつ倒れてもおかしくない。
そんな生活、倒れるまで続けるんですか?
そんな風に言いたくなるような人です。

また、メンタルを病んでしまって、休職を繰り返している人。
明らかに、その仕事を続けいていること自体が、メンタルを病む原因になっているのに、その職場に復帰することを目指している人。

その仕事が好きならば、何とかしてその仕事を続ける方法を模索するのも良いかもしれないけれど、そうでないのならば、自分がもっと生き生きとしていられる人生を模索してもいいのではないか。

そんな風に思ってしまいます。

しなやかに変化できる人

そんな人がいる一方で、どんどん仕事を変えていって、いつも楽しそうにしている人もいます。
一般的には、転職は難しいとか、転職すると条件はどんどん下がると言う意見も散見されますが、必ずしもそうとは限らない。

むしろ、のびのびと仕事をしている人の多くが、転職を繰り返して、自分が輝ける場所を見つけているように思います。

それはきっと、転職を繰り返すことで、視野が広がっているからではないかと思うのです。
視野が広いので、柔軟な発想ができるのではないでしょうか?

一つのことを長く続けることは美徳なのか?

日本では、一つのことを長く続けることが美徳であるかのような価値観があります。
それに対して、ころころと短期間でやることを変えるのは、良くないことだと思われがちですよね。

しかし、年齢によって、自分の能力がどんどん変化していきます。
若い頃は体力があるけれど、経験と知恵は年配者にはかないませんよね。

また、社会はめまぐるしく変化しています。

自分も社会もどんどん変化しているのに、ずっと同じことを続けることがはたしていい事なのかどうか。
そこから考え直す必要があります。

この変化のは睨視時代において、一つのことをずっと続けることは美徳でも何でもない。
私はそう思います。

変化しないことのリスクも考えよう

未知の世界に飛び込むことは、リスキーだと思うかもしれません。
そんなリスクを負うくらいなら、良く知っている今の場所に留まったほうが良い、という判断も出来るでしょう。

しかし、本当に今の場所にいたほうがリスクが少ないのでしょうか?
本来ならば、「今の場所に留まるリスク」というのもしっかりと考えにいるべきなのです。

このまま同じ場所に留まって、苦しい人生を送るほうが良いのか。
それとも、思い切って、自分がもっと輝ける場所を模索するほうが良いのか。

 

逃げることは悪い事ではない

逃げる、ということは悪い事であると考える人がいます。

実は、私もかつて、会社を辞める時に、「これは逃げではないのか?」と思い悩んだことがあります。

しかし、逃げることは悪い事ではありません。
ですから、そんなことで思い悩む必要はなかったのです。

逃げることは、自分のみを守るための正当な行為だし、また、勝つための戦略の一つでもあります。

「逃げる」ということに対して、もっと積極的な意味を持たせても良いのではないでしょうか。

もし、今の場所が辛いのであれば、積極的に逃げてください。
自分の人生をよりよいものとするために、逃げることをお勧めします。

自分の命を削るような働き方はしてほしくない。
私はそう思います。

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