猫背の人のセルフマッサージ

こんにちは。
副院長の三縄(みなわ)です。

 

今回は、猫背の人にやってもらいたいセルフケアとして、胸部のセルフマッサージを紹介します。

猫背の人で、肩こりや背中こりで困っている方はとても多いと思います。そんな猫背の人の胸部は硬くこっている場合が多いです。

「こる」ということは、筋肉が縮むということなので、肩も内側に丸まりやすくなります。(内巻きになっている感じです)

逆に肩が丸まっているから、筋肉が常に縮んだ状態になってしまって、こってしまうということもあります。人によって異なります。

胸部がこって肩が丸まった状態だと、肩や背中の筋肉は前側に引っ張られた状態になってしまいます。

筋肉にとって、常に縮んだ状態や引っ張られた状態というのはいずれも好ましくなく、そのような状態が続くと筋肉はこってしまいます。

 

では、実際に胸部のセルフマッサージをやってみましょう。

 

今回は、2つに分けて紹介します。

 

【1】大胸筋・小胸筋

脇の下に人差し指~小指(四指)を入れて、親指と四指で胸の筋肉をつまむ。
ポイントは、指先だけなく指全体でつまんで、軽めに引っ張ったり動かしたりもんだりすることです。

大胸筋・小胸筋

 

【2】鎖骨下筋

鎖骨の下を四指で軽めに押す。
ポイントは、鎖骨の端から端まで(首下~肩関節)までやることです。
四指をクルクルまわしながら押したり、さすったりしてください。また、鎖骨下だけでなく胸部全体的にやるのも良いです。

鎖骨下筋

 

これらの筋肉は身体の前面にあり、自分でやりやすい部位ですし、いたって簡単なのでお風呂の中や、ちょっと一息つくときなど細目に取り入れると良いと思います。

 

肩こりや背中こりに限らず、その辛い箇所だけやれば楽になるという訳ではありません。
ほとんどの場合が、他にも問題を抱えています。

しかも、ひとつだけでなく複数の問題が重なり合っている場合がほとんどです。

そういう視点で考えて、ひとつひとつ解決していくと良いと思います。

 

これからも、心と身体の痛みと疲れを予防する身体作りのヒント心と身体のセルフケア」をお伝えしていきます。

 

P.S セルフケアをしていても間に合わない方や、他のやり方も知りたいという方はあおぞら整体院までどうぞ。

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三縄伸二

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