自分から変わっていく力を引き出す施術

こんにちは!
あおぞら整体院代表の渕脇です。

内側から変わっていく力を引き出す

私は、整体師として活動し始めてから25年になろうとしています。
この間、のべ一万人以上に施術をしました。
25年のうちの12年間は、整体の専門学校で非常勤講師も務めました。
学校で教えるために、いろいろな手技を試して、研究もしてきました。

その結果、たどり着いたのが、カラダの内側にあるいい状態になろうとする力を引き出すことが、最もカラダに負担が無くしかもその効果が長続きするという結論です。

つまり、身体が本来持っている治癒力を引き出すということです。

優しい施術だからこ自分から変わろうとする

整体というと、外側から瞬間的に力を加えて、関節の位置を矯正するような施術をイメージする方が多いと思います。
その時に、関節がバキバキっと鳴るのです。

でも、外側から無理やり押し込んでも、身体が反発してしまってはすぐに元に戻ってしまいます。
その上、逆に体を痛めてしまうリスクがあります。
クライアントによっては、その施術自体に怖さを感じる人もいます。

そういう施術は、私の好みではありません。

私の施術は、関節の位置を弱い力でゆっくりと調整していくものです。
不思議なもので、この方法だと、自然に身体が関節の位置を調整しようとするのです。
その反応を感じながら、そのお手伝いをしていくのが私の施術なのです。

自分から変わろうとする力をお手伝いする。
優しくて、暖かくて、安全でそれでいて気持ち良い施術なのです。

 

心の問題も内側から変わっていく

カウンセリングも同じような思想で行います。
クライアントに寄り添い、クライアント自身が変わろうとするのを、そっと後押しするだけです。

私のほうから、こうしたほうが良いとか、ああしなさいとか、一切指示することはありません。
なぜなら、他人から言われて変わるようでは、自分の人生ではないからです。

自分から変わっていく、変わろうとする、その主体性がとても大切なのです。

こういう思想は、ロジャースの来談者中心療法の思想です。
人は自らを成長させる力を持っているのです。
それを引き出すのが、カウンセラーの役目なのです。

これに対して認知行動療法は、先ほど例に挙げた、関節を外側からバキバキと矯正するようなイメージだと私は思っています。

ここの認知が歪んでいるから、こう考えるのはやめよう。
ここの行動が間違えているから、こんなふうに行動しよう。

頭で考えて無理やり変えていくようなイメージがあります。

生きる力を引き出すことが大切

結局、ココロもカラダも同じだと考えています。
自分から良くなろうとする力を信じるということです。

つまり、それが自然だし、自然に任せているということが、自分にとっていい状態にあるということなのです。

これは、私たち生命体が生まれながらに持っている能力です。
逆に言えば、この能力がなくなったときに生命体ではなくなるということです。

つまり、この能力こそ生きる力なのです。

メンタルもフィジカルも同じです。
自分の生きる力を信じて、それを引き出すことで良い人生を歩くことができるのです。

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