あおぞら通信11月号 vol.252

★冷え性対策

11月になりました。さすがに11月ともなると、朝晩はぐっと冷え込んできましたね。今年は9月いっぱい真夏のようなお天気だったので、いきなり冬が来た感じがします。「夏がどんなに暑くてもちゃんと冬は来るんだなあ」などと、自然の凄さを改めて感じます。
これから本格的な冬がやってきます。寒い季節に気になるのが冷え性です。「寒くて外出が億劫」「身体が芯から冷えて不快」「手足が冷えて、布団に入ってもなかなか眠れない」など、冷え性で悩んでいる方は少なくありません。特に女性に多いような気がします。
人間は恒温動物で、常に体温を一定に保つような身体の構造になっています。体温は36℃前後に保たれていますが、外気温が低くなると、その体温を保つために体内で発熱させる熱量が増えます。熱源はいろいろありますが、筋肉が大きな熱源になっていることは疑いようのない事実です。冷え性で困っている方が女性に多いのは、女性の方が体格が小さく、筋肉量が少ないためだと考えられます。冷え性を防ぐためには、筋トレをして、筋肉量を増やすことが大切です。また、筋肉を使うことで発熱しますので、冬こそ筋トレをはじめとする運動をすることをお勧めします。
そのほか、肝臓や脳などの内臓も、熱源として重要な働きをしています。このような臓器によって温められた血液が、身体中を巡って熱を運びます。ボイラーで温められたお湯を、建物内に循環させて建物全体を温めるセントラルヒーティングのようなものですね。このような方式なので、腕や足、指先、首など、細い部分はどうしても熱を奪われて冷えてしまいます。手足が冷えてしまうのは、身体の構造的に仕方がないのかもしれません。これを防ぐには、細いところこそ保温する必要があるということです。
また、血液循環は自律神経の影響を受けます。緊張したりストレスがかかるような状況下では、交感神経が優位になります。交感神経が優位に立つと、血管が収縮して手足に流れる血液が減ります。これによって、手足が冷えることになります。常に手足が冷えている、という方は自失神経のバランスが崩れているのかもしれません。
整体を受けると心も体もリラックスして、副交感神経が優位に立ちます。このような状態では、血管が拡張して血流が身体の隅々まで流れるようになります。整体を受けた後は、お風呂に入った時のように、身体がポカポカするという経験をしたことがあるかと思います。このように、整体を受けることも冷え性対策としてとても有効なので、ぜひお試しいただきたいと思います。
これからの季節、筋トレをして熱量を増やし、整体を受けて血流を良くして、身体の内側からも温まるような工夫をしてほしいと思います。もちろん、湯船に浸かって身体をたためることも、暖かい服装をして冷えることを防ぐことも大切です。寒い季節を暖かくして、快適に乗り切って欲しいと思います。

★11月の予定

・11月3日(月) 文化の日で休み
・11月24日(月) 勤労感謝の日休み

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