栄養のバランスをとる簡単な方法
先日の食事の話が好評だったので、今日も食事の話です。
私が以前講師をしていた整体専門学校の生徒さんで、
東京都の栄養士さんだった方がいらっしゃいました。
ある時、その方に栄養学の授業をしてもらいました。
その方は、現役時代には、小学生を相手に栄養授業も行なっていて、
その内容を話していただきました。
小学生に難しい事を話してもなかなか実践するのは難しいので、
とても簡単にまとめられていました。
それは、自分が食べている献立の材料を、3つに分類するというもの。
1)体の材料になるもの(主にたんぱく質)
肉、魚、豆類など
2)エネルギーになるもの(糖質、脂質)
ごはん、麺類、パン、油など
3)体の機能を整えるもの(ビタミン、ミネラル、食物繊維)
野菜、海草、くだものなど
この三つのグループを万遍なくたべる。というものでした。
この方法は、私がこの業界に入るよりずいぶん前、
独身で、トライアスロンにのめり込んでいたいた頃に、独自に編み出した方法と同じでした。
私が勝手にやっていた方法を、栄養の専門家が話していたので、妙に嬉しくなってしまいました。
栄養の専門家ではない私達が、日々の生活の中で栄養のバランスを考えるとき、
ちょっとでも複雑になるとなかなか実践できませんよね。
でも、この方法は、頭の中でちょっと考えるだけで出来ますので、便利です。
外食中心の生活をされている方でも、簡単に出来るのでぜひ試してみてください。
この方法は、量に関する情報が無いのが欠点だと、その栄養士さんは言っていましたが、
それは、腹8分を目安にすれば良いのではないかと、私は考えています。
ゆっくり良く噛んで食べれば、少ない量でも満足することが出来ますよ。
満腹は苦しいですよね。
その苦しさが、体の発している「体に良くないよ!」のサインなんです。
腹7~8分くらいなら、苦しくないし快適です。