病は気から-イキイキとしたイメージを持つことが大切

こんにちは。あおぞら整体院代表の渕脇です。

もうずいぶん前の話になりますが、ある日、勉強のためにと買ったとある雑誌をパラパラとめくっていました。
その雑誌は、私たちの年代の男性向けのもので、これからの私たちが直面するであろう健康問題を特集していました。

病気のことばかり考えていると気が滅入る

がん、脳卒中、高血圧、糖尿病、白内障、認知症、肝硬変などなど、あらゆる病気を詳細に解説しています。
確かに勉強にはなったのですが、見ているうちにだんだんと不安になってきて、しまいには気分が悪くなってきました。
まるで自分がすでに病気になってしまったかのような気分になりました。

私はその時に確信しました。
病気になりたくないからと、病気のことばかり考えているとかえって病気になるなと。
このことは、以前からよく言われていたことですが、自分の実感として腑に落ちました。

健康オタクが不健康になっていく

私はこれまでに、整体師として多くの人と接してきました。
健康問題に興味を持ち、日ごろから健康に対して気を使っているはずの人が、どんどん具合が悪くなっていく。
最悪の場合、若くして亡くなってしまう。
そういう姿を見てきました。
いわゆる健康オタクのほうが不健康そうに見えるのです。

一方で、健康のことなど考えていないように見えて、いかにも健康的な人も沢山います。
こういう方の特徴は、何か打ち込めるものがあるということです。
自分が打ち込んでいるモノの話をするとき、自然に笑顔を見せて、目を輝かせて楽しそうです。
そういう方は、とてもイキイキとしています。
そういう人は、無意識のうちに健康的な生活をしているのも事実です。
コンディションが良くなければ、好きなコトに打ち込むことができないからです。

健康オタクなのに不健康になってしまう人は、自分が病気になることに対する不安や恐れといったマイナスの感情に支配されているのです。
必要以上に神経質になって病気を引き寄せてしまうのです。
「自分は病気かもしれない、なりたくない、なったらどうしよう。」と、いつも不安な気持ちでいれば、それは体に悪そうですね。

一方で、何か打ち込めるもの、ワクワクするものがあって、それを楽しむためにコンディションを整えようとする人は健康的です。
それは、自分の頭の中がワクワクするプラスのイメージで満たされているからです。

将来に対して明るいイメージを持つ

病気に対する不安というマイナスのイメージと、ワクワクするプラスのイメージ。
同じように健康に留意していても、その動機が違えば結果が違うのだと、昨日の雑誌を見ていて思いました。

私はこれまで、お客様に対して予防が大事と言ってきました。
今のうちから気を付けておいたほうが良いよと。
でも、そういう言い方は、本当にお客様のためになっていたのだろうかと思います。

これからは、イキイキとしたイメージが持てるようなアドバイスの仕方をしたいと思います。
あの雑誌のような情報発信はお医者さんなどに任せて、私は違う方法を取ることにします。

私は、イキイキと人生を謳歌している人を増やしたいのです。
そういう人が増えることが、この社会が明るいものになるように思うのです。
それが、これからのライフワークになるのかな、と考えています。
今後は、なるべく前向きはプラスのイメージを持ってもらえるようにしたいと思います!

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