コントロールできないことは受け入れるしかない

こんにちは!
代表の渕脇です。

世の中には、自分でコントロールできないことって沢山あります。

例えばお天気。

明日はどうしても晴れてもらわないと困る。
と思っても、そうなるとは限らない。
雨が降っても諦めて受け入れるしかありません。

何かの本を読んだ時に、この手の問題を「重力問題」と表現しているのを見ました。
「地球の重力」が問題だったとしても、それは受け入れるしかない。
重力を無くそうと思う人はいない。
ということだそうです。

重力を変えることはできないので、その重力下で快適に生活をするために知恵を働かせるというはことです。

他人を都合よくコントロールすることはできない

しかし、人は、変えられない事で悩むことがとても多いのです。
その代表例は対人関係です。

ある特定の人物(親、子ども、パートナー、友達、上司など)に変わってほしいと思っても、それはコントロールできないわけです。
しかし、こういう悩みを持っている方はとても多いです。
人間の悩みのうち、ほとんどがこの人間関係の問題と言っても良いくらいです。

他人をコントロールすることは出来ない。
それは、他人を自分にとって都合よく動かそうとしていること。
それはその人にとって失礼だし、傲慢とも言えるかもしれません。

でも、人間関係で悩むのは、どこかで「コントロールできるのではないか」と思っているからではないでしょうか?
自分の接し方によっては、アプローチの仕方によっては、あるいは、ある日突然相手が改心して、こちらのとって理想的な対応する日が来るのではないか。
そんな淡い期待を抱いてしまうのです。

しかし、現実は、他人がこちらが望むような人物に変化するということはありません。
お天気と同じで、コントロールすることは出来ないのですから、相手は変わらないという前提で「自分がどう対応するか」を考えるしかありません。
他人を変えようと思わずに、自分の対応を工夫するとしか出来ないのです。

過去も変えることはできない

その他にも、「過去の出来事」も変えることは出来ません。
覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)ということわざもありますが、もう起こってしまったことを、起こる前に戻すことは出来ません。
これについても、くよくよと思い悩んでも仕方がありません。

「その出来事を、どのように受けとめて、どのように対処するか?」を考えるしかできないのです。

変えることができることを変える

自分がコントロール出来るのは、自分のことだけです。
自分がどうするか、が問題なんですね。

自分がコントロールできないことは諦めて受け入れましょう。
そうすることで、問題がすっきりと整理できますよね。

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