お尻を鍛えて腰とひざを守ろう!

こんにちは。

副院長の三縄(みなわ)です。

 

今日は、「お尻」を鍛えるトレーニングを紹介します。

街で腰が曲がっている方を見かけたことがあると思いますが、そんな方々に共通していることの1つに、臀部(お尻)の筋肉が弱化してしまっているということがあります。お尻のほっぺた部分がぺったんこになってしまっている方がとても多いです。

年齢を重ねてくると、どうしても筋力が落ちてしまいますが、そうすると正しい姿勢を維持することができなくなってしまいます。

 

正しい姿勢が維持できず腰が曲がると、人間の構造上歩くときにお尻の筋肉を使えなくなってしまいます。「歩行」という動作では、お尻の筋肉はとても大きな役割がありますが、そのお尻の筋肉が働かないとなると、代償動作といって別の筋肉が代わりに働かざるを得なくなってしまいます。

お尻の筋肉は、人体の中でも大きな筋肉群なので、その働きを周りの筋肉がカバーするとなると、その負担は相当大きくなってしまいます。特に脚の筋肉には大きな負担が強いられるので、ひざ関節にも悪い影響が出てきます。

 

それでは、トレーニング方法について説明します。

 

 

STEP.1  あお向けになり、両ひざを直角に曲げ、手の平全体を床につけます。

ヒップリフト1

 

STEP.2   かかとで床を押し、お尻の筋肉を使って肩からひざまでが一直線になるように腰を上げます。(ゆっくりと息を吐きながら3秒ほどかけて腰を上げます)

ヒップリフト2

 

STEP.3  このブリッジした状態を筋力レベルに応じて、10秒~60秒維持して、ゆっくりと開始位置に戻します。これを2~3セット繰り返します。腰が丸くなったり、反り過ぎたりしないようにしましょう。

 

このトレーニングは、お尻だけでなく脊柱起立筋群という姿勢を正すのに重要な背中の筋肉も鍛えることができるので、姿勢を改善する効果も期待できます。

 

※身体の状態は十人十色なので、万人に適しているという訳ではありません。

痛みが強いときや体調がすぐれないときは無理せず、ご自身の身体の声に耳を傾けるようにして取り組んでみてください

今の自分に合った適切なトレーニングで、この先痛みが出づらい身体を手に入れましょう。

今後も、色々なトレーニング方法を紹介していきます。

 

 

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