身体が喜ぶ「気持ち良いこと」が健康の秘訣です

こんにちは。
あおぞら整体院代表の渕脇です。

私はこの業界に入ってから、人間の身体に突っ込んで勉強してきたし、いろいろと考えてきました。
とくに、人間の健康と感覚の関係については、最も興味のある分野です。

動物は気持ちいいことが好き

人間に限らず、動物は気持ちが良いことが大好きです。
私が整体の学校に通っていたころ、実家で猫を飼っていました。
ある日、整体で習ったことを、猫で試してみたんですね。
そうしたら、本当に気持ちよさそうに目を閉じて喉をゴロゴロ鳴らしていました。

動物は気持ちいいことが大好きですよね。
「体にいいとか悪いとか」「筋肉がほぐれて血行が良くなるとか」そんな理屈は知らないはずなのに、身体にいいことはわかるのです。
理屈を知らないのは、子どもたちも同じです。
小さな子供たちは、自分の感覚に忠実です。
気持ちいいものは気持ちがいいし、美味しいものは美味しい。
痛いのは嫌だし、まずいものはまずい。

これはもう、本能のレベルです。
理屈ではないのです。

私は、この本能というものがとても大切だと考えています。
整体の施術に限らず、身体が喜んでいるかどうか、そこが判断の基準になります。

身体が喜ぶことをする

整体の施術で言えば、痛い施術をする施術者がいます。
痛い施術をする人はいろいろと理屈を言いますが、痛い施術は身体が喜んでいるとは思えません。
本当にいい施術は、身体が喜ぶ、気持ちがいいものなのです。

「痛い」と言っているのに、「ここが悪いんですね~」とか言いながらどんどん痛いことをする。
こんな施術者は信用してはいけません。

この他、よくある質問に、「冷やしたほうが良いですか?温めたほうが良いですか?」というのがあります。
たとえば、腰が痛い時、炎症を起こしていて熱を持っている時は冷やしたほうが良いし、そうでないときは温めたほうが良いです。
しかし、その判断は難しいのです。

明らかに炎症を起こしていて、初めは冷やしていても、治ってくるにしたがって温めたほうが良い時期が来ます。
冷やしたほうが良い時期は比較的短くて、2,3日か長くても一週間程度。
どこかで温める方にシフトしなければいけないのですが、そのタイミングを見計らうのがとても難しいのです。
おそらくプロでもわからない。なので、やってみるしかない。

私が良く言うのは、
「迷ったら冷やしてみる。冷やしてみて、気持ちいいと思ったら正解。冷たいっ!って思ったら温めたほうが良い。」
というもの。気持ちがいい、と思う方を選択することで、ほぼ間違うことはありません。

気持ちが良いこと追求すると健康になる

私が健康的な生活をしているのを見て、ストイックだと感じる方がいると思います。
食事は満腹まで食べないし、家ではお酒を滅多に飲まない。
朝起きてランニングをする。
確かにストイックと言われればそうかもしれないけれど、気持ちいいことをしていたらいつの間にかこうなっていたのです。

満腹まで食べてしまうと、お腹が苦しくて気持ちよくない。
お酒を飲むと、頭はボーっとしてくるし、身体だるいし気持ちよくない。
朝のランニングは、頭がすっきりして気持ちいい。

私は、頭が喜ぶことよりも、身体が喜ぶことをしたいだけなのです。

頭が喜ぶことは理屈で喜ぶこと

頭が喜ぶというのは、そこに理屈が入るのです。

たとえば、「ベルギーの高級チョコレートだから美味しい。」とか。
身体にとってはベルギーだろうがどこだろうが、ただ食べてみて美味しいと思えばよいのであって、ありがたがっているのは頭だということです。

「子どもには高級なものの味がわからないからもったいない。」
という人もいるけれど、本当においしいものなら子供にもわかるし、高級かどうかは値段が高いかどうか、それは希少性があるかどうかという頭の問題であって、味の問題ではないということに大人は気が付いていないのです。

身体の声に耳をかたむけよう

そんなわけで、私は、身体が喜ぶということにこだわっているのです。
そんな私の施術は、とても優しくて気持ちが良い施術です。

整体というと、バキバキと乱暴なことをされるんじゃないか、痛いことをされるんじゃないかと思っている方も多いかと思います。
しかし、あおぞら整体院の場合は、気持ちよくて、ほとんどの人が寝てしまいます。

中には、「寝てしまうとあっという間に終わってしまうからもったいない」、と言って必死で起きていようするのですが、それでも寝てしまって悔しがる人もいます。

頭で考えたことよりも、身体の声に耳をかたむける。
これが健康の秘訣です。

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