あおぞら通信５月号　vol.222

★日常を取り戻そう

風薫る５月になりました。５月は新緑が美しく、気候もちょうどよく、とても気持ちの良い季節ですね。しかし一方で、５月病という言葉があります。４月から新しい生活がスタートした人にとっては、そろそろ疲れが出てくる頃ではないでしょうか。

新しい生活は疲れるものですが、初めのうちは気が張っているので、それでも元気に過ごすことができるものです。しかし、新しい生活が始まって一カ月も経つと、フレッシュな気分や興奮も収まってきて、良い意味でも悪い意味でも慣れが出てきます。そして、疲れもたまってくるのです。５月はそういう時期なのです。なんとなくだるい、やる気が出ない、しんどい、という感覚が出てきても無理はありません。

このような時期に考えなければいけないのは「日常モードになる」ということです。新しい生活が始まったばかりのころは、非日常の連続だったと思います。しかし、非日常の連続だと疲れてしまいます。今の生活のリズムに慣れる（非日常を日常にする）ことで、エネルギーの消耗を抑えて疲労が溜まることを防ぐことできます。

そのために意識してほしいことは、生活のリズムを作ること。具体的には、（可能であれば）起きる時間を固定すること。そこから逆算して寝る時間を固定すること。起きてから家を出るまでと、帰宅してから寝るまでの行動を意識的に同じにすることです。同じ行動を繰り返すことによって、生活にリズムが生まれ、省エネルギー化ができるようになります。また、一日のうちにほんの少しで良いので、リラックスして過ごせる時間を作ること。軽い運動（ウォーキング、ストレッチ、ヨガなど）を習慣化でいればより良いと思います。

５月は、外で活動するにはとても良い季節です。特に、朝の時間帯はとてもさわやかで、外に出て身体を動かすのには絶好の季節です。朝から負荷の高い運動をする必要はありません。１０分程度の軽い散歩と体操を行うだけでも良いので、習慣化してみてはいかがでしょうか。新しい生活のリズムを作る時期だからこそ、健康的な習慣を取り入れてみるのも良いのではないかと思います。

健康的な身体は、幸せな人生を作り上げるためには、基礎となる大切なものです。整体を定期的に受けることも含めて、習慣化して欲しいですね。

★健康を作る３本柱

健康情報があふれている昨今ですが、健康な体を作るために必要なことは三つしかありません。その三つとは、「運動」「栄養」「休養」です。たくさんの情報に触れていると、どこから手を付ければよいのか迷いますが、シンプルに考えればわかりやすいですよね。この三本柱が健康の基礎を作ります。基礎ができていなければ、どんな健康法も意味がありません。